死の町

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私は町の入口に立っている。 右手には銃が、 左手には手頃な懐中電灯が 握られている。 銃は普通のハンドガンだ。 弾は一つのマガジンに 11発入り。 そして腰には、マガジンが 一つある。 この町に来た経緯、 記憶等は無い。 そしてここがどんな場所か、 またいつかもわからない。 そしてなぜここに いるかもわからない。 ただ今、真正面に 見えるのは夜になり 暗くなった町の入口だ。 立っている位置は 道路で、車は一切 通っていない。 車は数台、道路に 捨てられているだけで 人の気配は全くといって いいほどない。 私は懐中電灯を点けて 町に足を運んだ。 ついに死の町に 踏み込んだのだった。 今現在の私の服装と しては下がジャージに 上がTシャツだ。 軽く運動途中だったのか と思わせる服装だ。 私は手に持つ懐中電灯で 地面を照らしながら 歩いていく。 image=414412366.jpg
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