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ひそひそ声で話す女の子の声を聞いてか聞かずか、アイラは教室の方へと歩いてゆく。
そう…
彼女は正にゆうなれば「学園のアイドル」なのだ。
頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗、3つそろった誰もが認める美少女。
ただ…
ただ欠点を除けば完璧なのだが…
ーガラガラ
教室のドアが開く
「アイラ!おはよ~」
「おはよ~アイラ!ねぇ、今日の1限目聞いた?
数学テストだって!ありえないねぇー」
「今、聞いてもどうしようもないよー私絶対赤点だよ~」
クラスメイトの女の子達が話かける。
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