序章~回想~

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何から話した方が良いだろうか? わかんねえよな。まさか 作者の楽屋ネタ から始まる訳にもいかねえし まあ、俺は鷲駕晴瑠 変わった名前だが、ちゃんと意味がある 晴れた太陽の光と同じように 誰かを照らしてあげられるように… そういう意味で付けられたと 母親から聞かされていた。 けど、奇妙な事に3歳前の写真が 見当たらない。 最近、妙に不思議に思う。 年の離れた友人曰わく 「きっと写真のネガを無くしたか どっかに終い忘れているんじゃねえ?」 …普通に俺の母さんなら あり得そうで、困る それだけドジと言うか、そそっかしい人で 困った母親でもあるからだ。 俺は高校二年生 16歳 今は金糸雀高等学校に通う高校生 普通の高校生だと、周りはそう 思うだろうが、全くそんな訳が無い 俺はいつも帽子をかぶる 理由は1つ、白髪である事を隠す事 周りの目が怖いと言うのもあるけど 何より、人と違う事で嫌われ 疎外され、一人ぼっちになりそうだから …それを裏付けるように 幼稚園の時、小学校一年生の時も いじめられた。
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