庭師

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人のよさげな笑顔を浮かべた白髪の老人はこの邸宅の主人。 手には水差しと金箔があしらわれた陶器のコップ。 このコップ結構な値段しそう…。 「ロウジャー様。」 ニコリと笑って頭を下げる。 「おぉ、だいぶ綺麗に仕上げてくれたみたいだね。 ちょっと休憩しないかい?」 疲れた顔をしているニコルに微笑えんで、 ロウジャーは木陰に移動していく。
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