プロローグ:話をしよう

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 話をしよう。  あれは、五日前だったか、七日前だったか……まぁいい。私にとっては過去の出来事だが、貴方たちにとってはこれからの出来事だ!  ……ごめん。悪ノリした。でもいつだったか、彼、綾鷹・レゾリュートは、表沙汰に出来ない事件、現象に対処する組織である《ロアノークトーキョー支部》に綾鷹よりずっと前に属する私、クロエ・パイクに授業中にも関わらず得意気に教師の変わりに妙な教鞭を奮った。 『宇宙人て凄いよな。まだ本当に存在が確定してないのに色んな種類がいる。リトルグレイとか、三メートルの宇宙人、ゴド星人、火星人、キャンベル星人、バルタン星人、木星トカゲ』
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