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「今日で何日目？」
「明日でちょうど一年」
「俺の頭が治ることはないのか？」
「明日には治るかもしれないし一生治らないかもしれない」
「記憶はないが感情はあるんだ」
「知ってる。私のこと抱きたいんでしょ？」
「昨日も俺はそうだったのか？」
「万年発情期の猿め」
「猿は余計だろ」
「近い内に病院に行こう。たぶん良い兆しだから」
「何が？」
「教えないわ」
「そうか。で、どうやって病院に連れて行くんだ？」
「殴って気絶させてから救急車を呼ぶの。頭いいでしょ？」
「真由莉にまかせるよ」
「ねぇ。お尻が好きなの？」
「胸も脚も」
「変態」
「知ってるよ。ほら服脱いで」
「ちょっと。優しくしてよ」
「十分してるだろ。ほら、横になって」
「ゴム」
「もう少し味わってから」
「ばか」
「ここがいいんだろ」
「う…るさい」
「ほら、もうこんなになってる」
「一々言わないでよ」
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