35人が本棚に入れています
本棚に追加
「んじゃ、これからどうします?先輩まだ歩けないっしょ」
「むぅ…、いつまでも甘えるのはよくないと思いますが、仕方ないです。生徒会室まで運んでもらえますですか?」
「あぁ、了解。ナビよろしく」
「了解なのです。」
あぁ、朝っぱらから色々起こりすぎだな。すでに結構疲れてるわ。
しかもなんかほかの生徒たちに見られてるし。そんなに幼女おんぶしてるのが珍しいのか?
「あなたが金髪だからです。」
「お?読心術でも使えるのか?」
「乙女のたしなみ、とでも言っておくです。」
「あっそ。マンガ読みすぎだよ。バカ」
「バカとは失礼です!実際にできてるんだから別に問題ありません!」
「あ、それもそうだな。」
「ていうか、つっこむというか紹介されるのが遅かったというか、その頭は校則違反です!」
「地毛だ。どうしようもねぇ。」
「染めればいいです!」
「髪が傷む。」
「男のくせにキューティクルなんて気にするなです!」
「あぁ!?別にいいだろが!?」
「そういうのは女の特権です!」
「はぁ!?男は気にしちゃだめだってか!?」
「そのとおりです!!!」
「んだとごらぁぁあ!!」
「やんのかコラァ!!です!!」
最初のコメントを投稿しよう!