~一期一会~

18/35
前へ
/83ページ
次へ
「ちょっ!足速すぎるわよ!!」 「ザクとは違うのだよザクとは」 我ながら意味わからんことを叫びながら、逃げ続ける俺。 だが、鬼ごっこは嫌いなのでもうお終いにしてやろう! 「あばよ!クソアマ!!」 ここは二階!窓を開ければそこは中庭だ!いくぜ!! 「とうっ!!!」 太一は開いていた窓が有ったのでそこから飛び降りた。 もちろん着地は成功。 「なんなのよ!その身体能力!!」 「俺無敵だもん。」 「きぃぃぃぃ!!」 太一は嫌味な笑顔で莢にVサインを向けてから、そこから立ち去った。 「待ちなさぁぁい!!」 「だから、そう言われて待つバカなんていねぇっつの」
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加