第八章

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そして その夜 私は池田屋に送り込まれた 池田屋の主人には すぐに雇ってもらえた 女将 「魁姫ちゃん、掃除頼んでええやろか?」 魁姫 「えぇ 構いません」 部屋の掃除を任された私は すぐに取りかかり終わらせた 主人 「魁姫ちゃんは手際がええなぁ」 魁姫 「そんなことあらへんよ」 今日は沢山客が来るらしく 玄関の掃除を任された ザッ ザッ もう夕方なのに暑いな… でも文句なんか言ってられない ザッ 「あれ?魁姫ちゃん?」 掃除をしていると背後から聞き覚えのある声が聞こえた 振り向いて見ると そこには 吉田稔麿がいた
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