第八章

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魁姫 「吉田はん?」 吉田 「やっぱり魁姫だ!遊女は辞めたって聞いてさ 会えなくて寂しかったよ!」 魁姫 「すみまへん 今日からここでお世話になることになって…」 吉田 「そうなんだ… また会えて嬉しいよ」 魁姫 「今日は高杉はんは一緒じゃないんですか?」 吉田の後ろをチラッと見ると 人相の悪いお兄さん達がいた 吉田 「うん…晋作達も会いたがってたよ」 魁姫 「そうですか…あ…今、お座敷にお通しいたします」 吉田 「ありがとう」 私は吉田達を広い座敷に通した その後 女将と酒や夕飯の準備をした 魁姫 「女将はん」 女将 「どないした?」 魁姫 「お醤油切れたんで買ってきます」
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