第八章

6/14

1757人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ
―――――――――――――――― 池田屋は戦場と化していた まさに地獄絵図 永倉 「魁姫!お前は戻れ!」 魁姫 「永倉さん 藤堂さんと沖田さんは?!」 永倉 「上だ 平助は額を斬られたらしい」 ザシュッ 私は迷わず二階に上がった 「うわぁぁぁ!」 キンッ バンッ 「う゛…」 バタンッ 魁姫 「っ…」 バンッ バンッ 何処? 藤堂さんと沖田さんはどこ? 部屋をひとつひとつ見ていくと 倒れてる人影を見かけた 魁姫 「藤堂さん!」 額から血を流し 倒れている藤堂さんに駆け寄る 藤堂 「う゛っ…」 私はポケットからハンカチを取り出して藤堂さんの額に宛てた
/147ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1757人が本棚に入れています
本棚に追加