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その時
どこかで歌が聞こえた
私は自然と歌っていた
人を殺しながらひたすら歌っていた
バンッ
「ひっ…!鬼だ…」
「いや悪魔だぁぁ!」
魁姫
「♪―♪―」
バンッ
「茶色い髪に…赤い瞳…悪鬼姫だ…」
この世界でも…悪鬼姫はいたんだね
バンッ
「ぎゃあああ!」
そう 私は悪鬼姫
この時代から代々受け継ぐ鬼の子 そして悪魔の子
私の歌は力のひとつ
でも
今はそんなの関係ない
仕事とか関係ない
私は守りたいものが出来た
だから人を殺す!
バンッ
「ぐぁあ!」
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