第八章

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その時 どこかで歌が聞こえた 私は自然と歌っていた 人を殺しながらひたすら歌っていた バンッ 「ひっ…!鬼だ…」 「いや悪魔だぁぁ!」 魁姫 「♪―♪―」 バンッ 「茶色い髪に…赤い瞳…悪鬼姫だ…」 この世界でも…悪鬼姫はいたんだね バンッ 「ぎゃあああ!」 そう 私は悪鬼姫 この時代から代々受け継ぐ鬼の子 そして悪魔の子 私の歌は力のひとつ でも 今はそんなの関係ない 仕事とか関係ない 私は守りたいものが出来た だから人を殺す! バンッ 「ぐぁあ!」
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