第八章

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先に倒れたのは 吉田だった 私の刀は吉田の心臓に刺さった 多分 即死だろう でも 吉田の刀も私の腹部に刺さっていた 真っ赤な血が 真っ白なワイシャツに染みを作っていく 私はその場に膝をついた 沖田 「魁姫ちゃん!!」 既に動けるようになった沖田さんが私を支える 魁姫 「う゛…」 私は…守れただろうか… 新選組を… 土方 「総司!!」 近藤 「無事か?!」 下が片付け終わったのか 近藤さんと土方さんが部屋に入ってきた 沖田 「近藤さん…魁姫ちゃんが…!」 土方 「魁姫?!」 土方さんはすぐに私に駆け寄ってきた
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