1757人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ
その口付けは段々深くなっていった
魁姫
「ん…ふっ…ハァ…//」
静かな部屋にはいやらしい水音と私の甘い声が響いていた…
私は抵抗せず
それを受け入れていた
暫くすると唇が離れ
透明な糸が二人を繋いだ
土方さんは私を抱き締めると
耳元で囁いた
土方
「…好きだ…」
魁姫
「……え…?」
土方
「俺はお前が好きだ…。どうしようもなく好きになった…」
魁姫
「土方さん……」
土方
「今夜が峠と聞いたとき 凄く胸が痛んだ…愛する女がもうすぐ居なくなると思うと…悲しくなった…」
私は弱々しい力で土方さんを抱き締めた返した
魁姫
「土方さん……私も…貴方が…
好きです…」
最初のコメントを投稿しよう!