第九章

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魁姫 「私には……人を愛する資格はないと思いました… 私は殺し屋だから… でも貴方は…不器用だけど私に愛情をそそいでくれました…10年後…美人になったらお嫁さんにしてくれるって言ってくれましたよね…」 土方 「お前……あんときの記憶 あったのか?」 魁姫 「はい……約束…無理でしたね…土方さんの…お嫁さんになりたかった… ここに来てやっと人間らしくなれたのに…」 私の頬に一粒の涙か伝う 魁姫 「…でも私は…貴方を愛してます…」 再び土方さんに抱き締められ 私は土方さんの胸で涙を流し続けた 土方さんは落ち着くまで私を抱き締め続けた―――
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