第九章

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死んでもいいと思ってた… 死にたかった… 私の居場所はないと思ったから… だから死んでも構わなかった でも 私は居場所を見つけた 愛する人も出来た だから死にたくない… でも神様は意地悪… 私には苦痛しかくれない… 私は…どうしたらいいんだろう その時 喉が熱くなった 逆流しそうになるのをなんとか堪える 魁姫 「っ…ゲホッ ゲホッ!ゲホッ!」 スーッ 井上 「羽山君、お粥をつくったんだが…?!羽山君!大丈夫かい?!」 魁姫 「ゲホッ!ゲホッゲホッ」 ポタ 私の腕を何かが伝い 布団にポタッと落ちた
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