第九章

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それは血だった 吐血…? 魁姫 「ゲホッ!ゲホッ!」 咳をするたびに 口から血が流れていく 井上 「誰か!誰か来てくれ!!」 井上さんは私の背中を擦りながら叫んだ 直ぐに幹部の人達が集まり この光景をみて驚く 土方 「新八!原田!医者をつれてこい!魁姫!」 土方さんは私に駆け寄り抱き締める 魁姫 「ゲホッ!ヒューヒュー…ゴホッゲホッ…ヒュー」 土方 「っ…」 藤堂 「おい医者はまだかよ!」 斎藤 「落ちつけ!」 沖田 「魁姫ちゃ…」 沖田さんはずるずると座り込む 魁姫 「ゲホッ…ハア…い…や…ゲホッ」 土方 「魁姫?」
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