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ポケットから出したハンカチが風に飛ばされ
歩いていた男性の足元に落ちた
魁姫
「すみませーん」
男性はハンカチを拾って見ていた
「これ…お前のか?」
魁姫
「は、はい。ありがとうございます」
私は男性からハンカチを受け取る
自然と男性の手に触れ
頭の中に映像が流れてくる
『愛してる…』
『貴方を愛してます…ずっと…』
な…に?
…これ…
優莉
「魁姫ちゃん?」
ピクッ
「魁姫…?」
男性は胸ポケットから何かを取り出す
それは
ペンダントだった…
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