第五章

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魁姫 「優莉…ごめんね…」 ピクッ 優莉 「…か…きちゃ…」 魁姫 「優莉?!良かった…今、救急車を…」 ケータイを取り出し救急車を呼ぼうとする手を優莉に止められる 優莉 「いい……き…いて…」 魁姫 「いいって…何言ってんの?!」 優莉 「ゆり…ね…魁姫ちゃ…と…ともだちに…なれて…うれ…かった…」 優莉は私の頬に触れる 優莉 「楽し…かった…嬉し…か…た…」 魁姫 「もう喋っちゃダメ!」 優莉 「友達に…なって…く……て…ありが…とう…魁姫ちゃ…ん…」 魁姫 「っ…私こそ…ありがとぉ…」 優莉 「ゆりの…お願…い…きい…て…?」 魁姫 「なに?何でも言って…?」 優莉 「…うた…て…魁姫ちゃん…の歌…聞きたい…」
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