第五章

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私はただ歌い続けた 優莉とカラオケで歌った曲を ただひたすら歌い続けた 魁姫 「♪―♪―」 歌い終わると優莉は微笑んだ 優莉 「ありがと…魁姫…ちゃ…ん……大好きだよ…」 それが優莉の最後の言葉だった 私の頬に触れていた手が血溜まりの中に落ちていった 魁姫 「優莉…?…優莉!優莉!!」 『私、魁姫ちゃんのお嫁さんになりたい~こんな美味しいご飯毎日食べれるとか羨ましい!』 『ヤバイ!古典10点だよ!』 『魁姫ちゃんって歌上手いね』 『魁姫ちゃん!』 『大好きだよ!ずっと友達でいようね』 魁姫 「!おいてかないで!一人にしないで!こんな血にまみれた汚らわしいところは嫌!!…ねぇ…優莉!いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
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