暇で始まる物語(仮)

2

キキィー、とチャリのブレーキが耳障りな音をたてる。
そして二人乗りしていたチャリから降りる。
ついでに私が後ろに乗りました。
風が気持ち良かったです。

「ついにここまで来たんだな…
　。」

「ええ、やっと私達はたどり着
　いたのよ」

という訳で早速お巡りさんに構って頂きましょうか。

「ね、そこのおにーさん私と遊ばない？」

一応言うけどナンパじゃないからね。
構って貰うだけだからね？