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時刻は、真夜中三時
彼に逢うと、いつもこの時間になる
寂しさを紛らわせるだけの、ほんの一時の情事
…わたしは、愛してるのかな?
時々思う。わたしは果たして彼を愛しているのだろうか?
そもそも、愛って何なんだろう?
人を愛する事を解っていないのに、愛を求めるなんて間違ってるのかもしれない
エンジンをかける
明日も仕事だ…帰ろう
気怠い身体を動かし、アクセルを踏む
道路は闇の中、鈍く光っていた
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