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「ねぇ!! 携帯、すごく綺麗だね。 綺麗な色…。 亜希ちゃんみたい。」
あたしの携帯を指差して、マジマジと見つめる愛美ちゃん。
「これね、ここのオーナーの奥さんがやってくれたの。携帯デコるの好きじゃなかったんだけど…。お気に入りなの。」
愛美ちゃんに携帯を手渡して、自慢げに話した。
「わぁーっ!!素敵っ!!いいなぁ、あたしもやってもらいたくなっちゃう。」
目を細めて、キラキラ光るスワロフスキーを撫でながら、愛美ちゃんは言った。
「頼んでみようか?絶対やってくれるよ!! ショップで頼むより全然安いし、あたしの時はタダだったし。めちゃくちゃセンスいいから!! 喜ぶと思う。」
愛美ちゃんの顔を見て、言った。
「本当に?! あたしあんまりデコとか好きじゃないんだけど…。 これはもの凄く好き。お願いしてもいいのかな…?」
遠慮がちに言った。
「大丈夫ーっ!!この携帯も、半ば無理やりデコってくれたくらいだし(笑) 伝えておくね。」
「うわぁー。楽しみだなぁ。デザインとか悩むなぁ…。」
ゔ~ん゙って考え込む愛美ちゃん。
「デザインとか、人を見て、雰囲気で作ってくれるの!! 1回会ってみてよ!!」
もうゴリ押し。
だって、実花子さんのセンスは本当に信用できるんだもん。
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