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愛美ちゃんが、マジマジとあたしを見ていたから
「どうしたの??」
って、聞いたら
「……。話をしたら、亜希ちゃんだけど…。全然、違う人みたい、この間のお仕事の時と。」
その薄い色素の茶色い目で、不思議そうに見てた。
「だーかーらー(笑)あれは、撮影用!! 普段はこんなだよ。homeのバイトの時は特にカジュアル。」
あははって、笑いながら言った。
「なんか、素敵。色んな亜希ちゃんがいるんだね。」
ふふっ、て、笑いながら愛美ちゃんは言った。
話している間にコンビニに到着。
優樹は既に来てくれていた。
気づいたのか、車から降りてきた。
「ゆーきー!! ね、愛美ちゃん!! 愛美ちゃん、彼氏の優樹。」
駐車場で、紹介した。
先に口を開いたのは愛美ちゃん。
「初めまして。亜希ちゃんにはお世話になってます。これからも、きっと、お世話になります。」
深く深く、頭を下げた。
優樹も
「あっこから、前から話聞いてました。あっこの事お願いします。」
って、頭を下げた。
3人で顔を見合わせて笑った。
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