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かーちゃんがでて、
「あら!!陽菜なの?もう、たまには家に来なさいよ。仕事はどうなの? 結婚は?たけし君は? あ、そうなの?たけし君も大変ねー。 うん、うん。 あははははーっ!! まったく。うん、うん、うん。 え? 何を今更。 いえいえ、こちらこそいつもありがとう。 またね。体に気をつけるのよ。」
10分も話してなかったと思う。
「ねーちゃん?何だって?」
かーちゃんに聞いたんだ。
「仕事が大変って。あと…。"なぁんか、色々ありがとう。"って。全く、ねー(笑)」
かーちゃんは笑ってたけど、俺なんか嫌な予感がしたんだ。
「俺明日行ってこよーかなー…。かーちゃん明日どーせ暇だろ?急に行って、ねーちゃん驚かそうぜー。」
って、言った。
かーちゃんは呑気に
「あら、じゃあ、お父さんも誘っていきましょ。陽菜驚くかしら?怒ったりして。お昼くらいにいきましょ。」
その夜、全然眠れなくて、ねーちゃんに連絡しようと思ったけど、明日行くから…って、言い聞かせたんだ。
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