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｢おはようございます!!実花子さんお久しぶりですねー!!｣
久しぶりに会った実花子さんは、オープン前に必ず来て、使用済みのリネンのハンカチを集め、前日にアイロン掛けしたハンカチを持ってくる。
漂白していた食器類や布巾なんかも実花子さんが丁寧に洗い直す。
｢あっ!!実花子さんに携帯デコってもらいたいって友達がいるんですよ!!ここのお客さんなんですけど…。お願いできます？｣
手を顔の前で合わせて、軽く頭を下げた。
｢お客さんに手出したの？悪い女ねー(笑) いいよ。でも、会ってから決める。それでもいい？｣
ニコッて笑いながら、軽い毒を吐いて、OKしてくれた。
｢実花子さんも、ぜーったいに好きになります!!｣
自信を持って言える事。
｢ふーん。あっこちゃんが言うなら、間違いないかもねー。私、ほら、いつでも大丈夫だから。連絡してね。さっ!!今日もお願いね!!｣
[パチンッ!!!!]
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