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「「お世話になりました!!ありがとうございます!!」」
藤田さん、愛美ちゃんに向かってみんなで挨拶。
「そんなー、いいの、いいの。」
藤田さんは笑顔で言った。
その横で、ちょっと無理して笑っている愛美ちゃん。
あたしを見て、ニコッて笑って、小さく手をふりながら、
(ま・た・ね。)
って、唇が動いた。
うん、って大きく頷いて、手を振った。
それぞれに外に出て、お店の前に停められたロケバスに乗り込む。
ロケバスの中から、一度外に出た真奈美が、『chocolate』に再び入っていくのが見えた。
ロケバスの窓から、少しだけ見える店内を覗く。
愛美ちゃんの前に行き、何かを必死に話しているようで、大きな身振り手振り。
そして…。
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