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「……さんっ!!…っこさん!!あっこさーんっ!!」
奈月の声で目が覚めた。
「着きましたよー♪先行きますね。」
奈月がロケバスから降りていく。
いつの間にか、眠っていた。
たぶん10分くらい。
今日の出来事が全て夢みたいだった。
フワ~ッとした気分のままロケバスを降りる。
「あっこー(笑)寝ぼけてんのかっ(笑)」
須田さんが声をかけてくれた。
「あははぁ。なんか達成感?で心地よくてー(笑)」
心地よくなんかなかった。
でも、そんな事、言えなかった。
「おいおいっ!!まだ終わってないぞー!!いくぞー。」
須田さんの声に促され、その背中を見ながらスタジオに入った。
足下に目をやる。
ヒョウ柄がぼやけて見える。
(こうやって、草食系動物は騙される…?)
訳わかんない事考えてた。
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