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キッチンに行って、店長に聞いてみた。
｢ザラメを固めた、ゴツゴツした角砂糖ってあります？あそこの席のお客さんが、ものすっごく必要そうなんですよー。｣
ほぼ、泣きついていた。
店長は何かブツブツ言いながら、いくつか戸棚をあけて、それをあたしに手渡した。
｢変わったオーナーだからね(笑)｣
と、つけたして。
新しいシュガーポットに、ゴツゴツした琥珀色の角砂糖を入れた。
彼女のもとにいき
｢お待たせいたしました。こちらでよろしいでしょうか？｣
シュガーポットの蓋を開け、彼女に見せた。
｢!!!!! ありがとうございます!!｣
目をまん丸にして、何か特別なプレゼントをもらった用に彼女は笑った。
だから、気になった。
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