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「あっこー?無理して食べなくていいよ。残せば明日の朝ご飯になるじゃん。風呂入ってきな。」
ニーッて笑いながら優樹は言った。
「うん…。ありがとう。あ!!お風呂上がりにフルーツは食べるから!!苺とパイン、チェリー、残しておいてね!!」
優樹の優しさに甘える事にした。
もう一度、メールの問い合わせ。
(やっぱり、来てない…。)
携帯を藤のテーブルの横、寝室のすぐ隣に置かれたソファに投げて、寝室へ。
リビング隣の寝室。
本当なら木のふすまがあったんだけど、何だか嫌で取り外して、黒いカーテンをつけた。
すの子の上にクィーンサイズのマットレス。
窓際、部屋の真ん中を仕切るように置いてある。
手前の、優樹が眠る方には、バンブーの小ぶりな椅子があって、白い傘のシンプルなフロアライトと目覚まし時計が置かれてる。
あたしの寝る奥の方には、マットレスより10cmくらい高い、細いバンブーの棚。
棚の上には、赤い切り子のフロアライトと目覚まし時計、アロマディフューザー。
三段ある引き出しには、アイマスク、クリーム、加湿器、未使用のキャンドル、本などの睡眠前グッズがやたらとはいっている。
ベッドの向かいのクローゼットから、パジャマを出した。
「お先にお風呂いただきますm(_ _)m」
まだ藤の椅子に座り、お茶を飲んでいる優樹に深く頭をさげた。
「うむ。」
って、ニヤニヤした返事 。
(?????)
変な感じがしつつも、キッチンを横目に通り、玄関ホール横のバスルームへ。
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