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｢ちょっと裏いきまーす!!!!｣
言葉にした時、すでに体も気持ちも向かってた。
(確かお菓子ポーチの中に………。)
自分のロッカーのバッグの中をあさり、"お菓子ポーチ"ってそのままの、お菓子の入ったポーチから、ビスケットを３枚、チョコレートを２つ、とりだした。
そのままキッチンに行って、小皿にそれらをのせて、向かう先は、彼女のところ。
｢その"ヌワラエリア"って紅茶に合うかわからないけど…。内緒ね。｣
トレーの端に小皿をのせた。
｢Lotusのカラメルビスケットと、明治のチョコレート。あたしのおやつ(笑)｣
彼女はまた目をまん丸にしてから、ゆっくり笑って
｢おねーさん、すごく優しいですね。気持ちが温かくなります。｣
って、言った。
｢おねーさん？あたし？｣
あたしが聞くと、うんうんと首を縦にふる。
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