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｢優樹!! ごめん!! 起きて!! 布団、干しっぱなしなの!!｣
優樹を叩き起こした。
荷物をまとめて、家路に向かう。
湿気てしまう前に、布団もシーツも、洗濯物も、取り込み完了。
あたしは洗濯物を畳み、優樹はベッドメイキング。
一段落して、お湯を沸かし、お茶を淹れた。
他愛もない会話。
でも、笑顔が絶えない。
優樹もあたしも、付き合ってから、笑い皺が増えた気がする。
モデル、としては困るのだけれど、ﾞ幸せな証ﾞだと思う。
窓の外が暗くなってきた。
簡単な夕ご飯の支度。
オリーブとクリームチーズのサラダ。
チキンのハーブ焼き。
豆がたくさん入ったスープ。
お昼の残りのフランスパン。
優樹はギネスビール片手に、たくさん食べてる。
｢おいしい!!｣
って、何度も何度も言いながら。
食器洗いは優樹がしてくれた。
今夜はあたしがお風呂洗い。
お湯を溜め、優樹に先に入ってもらう。
その間に、スケジュールの確認をしたり、アロマディフューザーのスイッチを入れたり。
優樹と交代でお風呂へ。
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