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四年前…
この日、海東純一は多数の怪物が、都内のビルに出没したとの通報を受け、先輩刑事と共に現場にやってきていた。
海東純一「やっぱり悪戯ですかね?」
先輩刑事「だろうな…」
その時、室の天井から無数の呻き声がした…そして、純一達は恐る恐る上を見上げると、そこには無数のローチがいた。
純一「うわぁ!」
そして、ローチ達は純一達に襲いかかろうとした。純一はもう駄目かと思った瞬間、純一達を救う、金色の救世主が現れる。
仮面ライダーブレイドだ!
ブレイド「ウェイ!!」
そして、ブレイドはローチを次々となぎ倒して、純一達を助けたのであった。そしてブレイドはローチ達を片付け、その場を後にした。
純一「仮面ライダー…」
これが、純一と仮面ライダーの最初の出会いとなった。
それから、四年後の現在…
仮面ライダーの活躍により、アンデッドの脅威は去り、平和な世の中になった。
そして、純一も、あれから功績を上げ、一人前の警官として、活躍していた。
純一の勤める警察署の取り調べ室
この日、彼は自分と同い年の若者の取り調べを行っていた。若者の名は禍木慎…
純一「全く!君は…これで何度目だい?」
慎「…いや、だってよ…つか、あいつらが悪いんだぜ!だいたいよ、女の子に乱暴しょうとしてる奴なんか、あれくらい当然だろ…」
純一「気持ちはわかるけど、これはやり過ぎでしょ!」
彼のが取り調べを受けているのは、訳があった。
数時間前、慎はたまたま通りかかった、路地で悪漢達の強引な誘いに迷惑をしていた女性に会ったのだ。
それを、彼が止めに入り、それが大喧嘩へと発展、そして、悪漢達を全員なぎ倒した所を通報で駆けつけた警官に捕獲されてしまった。
慎「だからさ、そろそろ帰らせてくれよ…なっ」
純一「君ね…毎回、言ってるが、確かに、君のおかげで、何度か犯人を捕まえる事が出来た…この前の強盗事件の時の事も感謝してる」
慎「ほら、役にたってるじゃん」
純一「けど、君は毎回、犯人を乾布無きまで叩き付ける…今回も…」
慎「…けどさ…」
純一「けど、じゃない…」
そうやり取りをしていると、取り調べ室に部下の刑事が入ってきた。
部下の刑事「失礼します。」
純一「どうした?」
そして、部下は純一に用件を伝える。
純一「わかった…慎君、今日は、もう帰って良いよ」
慎「本当か?やっぱ正義は最後は勝ってね」
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