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一真を負傷させたのは、先程のローチ達のボス、ボスローチであった。
ボスローチ「ふはははっ!これで貴様も暫くは動けまい!」
一真「あれは、ダイヤのカテゴリーキングの…奴等、もうローチの改良が出来たのか…」
純一「大丈夫ですか!剣崎さん!?剣崎さ…ん…これは…」
純一は驚くのも無理は無い。負傷した一真から流れる血…人間なら普通は赤の筈だが、彼の血は緑色だった…
一真「これについても説明する…だが、今は!」
そして、一真は傷付いた体を起こそうとし、変身しようとした。
一真「変し…うっ!」
純一「剣崎さん!!」
そして、純一は彼を支えた。更に純一は、先程、彼に手渡されたバックルとカードを手にする。
一真「待つんだ…」
純一「細かい事情とかは、良く分かりませんが、少なくても、あなたがこれを僕に手渡した理由、何となく分かりました。」
そして、純一はバックルにカードを差し込む。
純一「僕も戦いましょう!この世界の仮面ライダーとして!」
そう言うと、純一はバックルを腰に当てた。
そして、バックルから、帯の様な物が伸びて、純一の腰に巻き付く。
純一「変身!!」
\オープンアップ/
その音声と共に、バックルから四角い光が飛び出し、そして、純一はその光を潜る。
そして、純一がくぐり抜けると、そこには、金色の東部に、ダイヤの形をした特徴的な瞳を持つ、一つ目の戦士に姿が変わっていた。
遂に、純一は仮面ライダーとなったのだ。
今、ここに仮面ライダーグレイブが誕生したのであった。
そして、ボスローチは、彼の姿を見て一瞬、躊躇う。
ボスローチ「新たな仮面ライダーだと!?ふざけるな!?」
そしてボスローチは純一に勢い良く突進した。
しかし、純一は、その突進を物ともせず、ボスローチを逆に殴り飛ばす。
純一「俺は戦う!仮面ライダーとして!!そして、この世界を守る!」
海東純一の戦いが今、始まる。
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