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夏樹はとても頭のいい子だったから、すぐに私の格好に気付いた。
「 学校のジャージじゃ
すぐ見つかっちゃうね
私の服貸してあげる!! 」
夏樹は部屋のクローゼットから、これ着て!!あれ着て!!とぽいぽい服を投げて私に渡すとコーディネートを始めた。
私はお洒落なんてした事なかったから、こんな可愛い服があるんだとかぽけーと考えながら着替えた。
夏樹に急かされながら、着替え終わった。
「 後6時間私に
付き合ってね!! 」
私の大好きな笑顔で、夏樹は言った。
「 違うよ、夏樹
逆に私に付き合って!! 」
私達に残された時間は、後たった6時間。
後6時間後には離ればなれになってしまう。
今日は楽しもうねと、2人で約束して、夏樹の家をあとにした。
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