第1話 RPGプロジェクト

4/33
前へ
/33ページ
次へ
見た目から背は小学生よりはデカいが、高校生より低く年齢は中学生くらいだろう。 少年は割と綺麗に片付けられている部屋のクローゼットの中からグレーを強調した制服を出したかと思えば。 それをスポーツバックに入れ、変わりに赤のラインが入った黒のジャージに着替えバックを持って部屋を出た。 *** 「ふふーんふんふーんっ」 香ばしいパンの匂いが漂うダイニングキッチン。 そこに鼻歌を歌いながらジュー、ジューとオムレツを焼くブラウンのセミロングの髪型に黒い制服とエプロンを着けた女性が立っていた。  
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加