「それでは学校での姉をご覧下さい」

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―――――― ――― 姉「いただきます」 弟「はいどうぞ」 姉「あむっ…、うんっ。やはり梅昆布美味しいな」 弟「それは良かったな。このトンカツが見劣りするほどだ」 姉「トンカツ!? え!? 何であるんだ!?」 弟「昨日の残りをチンしただけだ。うめー」 姉「ちょ、ちょっとくれないか?」 弟「えー、どうしようか。いつも姉ちゃんは俺にいらんことばっかりするからなー」 姉「い、いいじゃないか! スキンシップだスキンシップ!!」 弟「それにしては度が過ぎてるような気がしなくもないが…。まぁいいか。ほら、残りは姉ちゃんにやるよ」 姉「え? いいのか? 一口ぐらいしか食べてないじゃないか…」 弟「俺よく考えたら朝からそんな重いものは食えん。姉ちゃん生徒会あるから、多目に食ったらいいんじゃないか? ごちそうさまでした(テクテク)」 姉「………何故私のためにトンカツを作ったと言うのがそんなにも恥ずかしいんだ…。昨日カルボナーラだったじゃないか。このツンデレめ」 ――― ――――――
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