「それでは学校での姉をご覧下さい」

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―――――― ――― 弟「でだ。何か言うことは?」 姉「弟の靴下はとても良い香りでした!!」 弟「違うだろうが! まず謝れ!! そして何故、俺の部屋で俺の靴下を顔に押し当てて悶えていたのか、俺の納得する理由を述べろ!!」 姉「朝一緒に学校に行ってくれなかったからです! あと逃げたし弟!!」 弟「遅刻寸前だったんだから、走るのが当たり前だ。あとそんなこと言うんなら、廊下で姉ちゃん呼んだとき気付かなかったじゃないか。何で必要な時に気付かない」 姉「あ、あれは……。気付いてなかったわけじゃ…」 弟「…………え?」 姉「だ、だって、隣に副会長がいたから、はしゃげないじゃないか! あの時会話してたら私は確実に弟を襲っていた自信がある!!」 弟「な、何そのみなぎる自信! いらねぇ!!」 姉「で、でもな、弟。私は弟が大好きだぞ? 決して弟を無視したくてしたわけじゃないんだぞ!? だからお姉ちゃんのこと嫌いにならないで弟―――!!!(ギュウ!)」 弟「ちょ、聞け話! 大丈夫嫌いじゃない嫌いじゃないから離れろ!!」 姉「弟―――!! うええええええん!!!(ギュウゥゥ!)」 弟「あーもー離れろ! って、カレー火にかけっぱなしだ!! ああ!? 何だか焦げ臭い…!? 離れろ姉ちゃんんんんんん!!!」 第二話お了い。
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