「姉弟ほど近く遠いものはない」

「とある日曜日のことだ」

弟「うめー(ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ)」

姉「確かに美味しいが、やはり少し辛いな。と言うか辛すぎるな。美味しいけど(ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ)」

弟「これぐらいで辛すぎるなんて、軟弱だな」

姉「弟、実は『辛さ』は味覚じゃないって知ってるか？」

弟「え？ いや、味覚だろ。味なんだから」

姉「いや、その味と認識している『辛さ』は、味覚ではないんだ」

弟「じゃあ何になるんだよ」

姉「『辛さ』は舌が感じる痛み、つまり『痛覚』によるものらしい。だから辛いもの好きの弟は潜在的なＭだ！！」

弟「黙れ真性Ｍ(ｽﾞﾎﾞｯ)」

姉「からぁ！！？」