「とある日曜日のことだ」

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姉「辛い…。ヒリヒリするぞ…」 弟「姉ちゃんが悪い。そして俺はMじゃない。Sだ」 姉「そう断言出来るのもどうかと……。まぁ、その方が今後色々と相性がいいからいいんだがな。夜の営みとか」 弟「一人でしてろバカ」 姉「じゃあ今から始めるから、ちょっと部屋のクッション持ってくる。私はあれを弟と仮定しながら営むのが好きなんだ」 弟「やめろやめろやめろやめろやめろ!! 危ないから! 色々と危ないからやめてホント!!」 姉「ん? 大丈夫だろう? だって私は単にクッションを弟と仮定して抱き締めて妄想で『弟は…、私のことどう思ってるんだ?』『姉ちゃんのことは好きだよ、姉弟だし』『ち、違う! きょ、姉弟としとじゃなくて、その、異性として……(ポッ)』『………姉ちゃんも、そう思ってくれてたんだ…。良かった、俺だけがそう思ってるとばっかり…』『お、弟ぉ…❤』『姉ちゃん…、こっちに来てく」 弟「やめろおおおおおおおおおおおおお!!!」
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