中学時代

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中学時代。   成績も悪くなくちょっと目立ってはいたかもしれないけど至って普通の中学生でした。   普通に友達もいたし、普通に部活もして、普通に何の疑問もなく毎日を過ごしていた中学二年の頃それは突然やってきました。          クラスメイトのIが俺のことを廊下に呼び出して来ました。 するとIはにやつきながら俺にこう言いました。   「○組のNがお前のことを呼んでるぜ。行ってこいよ。」   俺にはなんで呼ばれるのか見当もつきませんでしたが、とりあえず行ってみることにしました。    Nのクラスに一歩足を踏み入れたその時でした。  突然教室中の視線が俺に注がれました。  明らかに敵意に満ちた視線に後退りをしましたが、次の瞬間Nに学ランの襟をつかまれ教壇の前まで連れていかれました。    何が何やら解らぬままに呆然としていた俺に、Nは拳を振り上げました。  気が付いたときには殴られていて唇の端に血が流れるのを感じました。    俺が殴られるのを待っていたかの様に教室中から罵声を浴びせられました。  最初は何を言っているのか分かりませんでしたが、聞いてみると俺がNのありもしない噂を流しているといった内容でした。    ようやく
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