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『私はっ!!私は悪くないっ!!』
アリスは森の中をひたすら走ります。
『悪くないっ!悪くないわっ!!』
アリスは暗い森をぬけました。
『キャッ!!』
でもそこは崖でした。
『んっ!!』
間一髪、アリスは崖に手をかけ
下に落ちそうになる体を支えます。
『たったすけて!!』
そこに足音が近づいてきました。
ウサギでした。
『ウサギさん…!たすけて!』
『アリス…みんな息をしてなかったんだ…』
『え?…それより早く!!』
『君はなんて奴だ。』
『ごめんなさい!謝るから!早く!』
アリスの手は限界でした。
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