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「俺のことも好きに呼んでくれればいいよ
まぁお勧めは亜輝かな?」
「えっと……名字は?」
「え?何?
俺のお勧め無視って名字呼びにする気?
まぁいいけどさ
氷室が名字で氷室亜輝
よろしくね
晴香ちゃん」
名前を言った直後晴香が目を丸くしている事に気付いた亜輝は首を傾げる。
「何?どうかした?」
「いっいや!何でもない!!」
慌てて両手を振る晴香。
だが、亜輝はクスリと笑って晴香の鼻を摘む。
「晴香ちゃん嘘下手
嘘は相手にバレないようにつかなきゃ駄目だよ?
バレた場合には正直に話すしか君に道はないよ」
「はっはなへまへん」
鼻を摘まれまともに喋れない晴香。
その様子に亜輝はプッと吹き出し晴香を解放する。
「じゃあ分かった
今回は見逃してあげるよ
それじゃあサッサと片付けちゃおうか」
「うっうん」
二人で壊れた植木鉢を片付けた。
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