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「よし、片付け完了だね」
「うん
ありがとう、氷室君」
「どういたしまして
晴香ちゃん
なんか困ったことあったら俺に相談しなよ
妙な男に絡まれてるって感じの事件が一番解決しやすいな
俺はそこらの男よりは強いからさ」
「うっうん」
一応頷きはしたものの良く分からない晴香だった。
亜希に背を向け歩きだそうとしたが
「晴香ちゃん」
名前を呼ばれ、振り返る。
「また会った時は話かけてくれる?
俺友達いないから」
「え?うっうん」
優しそうな感じとかのせいで友達がいないという風いは思えかった。
カッコいいし優しい人が友達いないって……何か理由でもあるんだろうか……。
晴香はそんなことを思いつつも歩き出した。
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