きっかけ

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きっかけ

小学二年から野球をはじめた我が息子・・・寛大。 厳しく苦しい練習に堪え、それは中学三年まで続いた。 中学三年の最後の夏の大会がはじまる前、寛大が言った。 『おかん。俺高校では野球せんよ。この夏の大会で、俺の野球人生はおわり。俺腕がどうなっても最後まで投げるけ。』 今でもあの言葉がこだまする。 そして、今尚、あきらめきれない自分がいる。 親の勝手なエゴ? 寛大・・・お母さん寛大の投げる姿まだ、みていたいよ・・。 寛大のユニホーム姿まだ、見ていたいよ。
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