Let's 高校

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ガラガラ 「それじゃあ、内村君、入っ……て…」 固まる先生、目線の先にはダラダラと汗を流すツンツン野郎。 「あらっ……古賀君?」 「いやっ違うんだ先生!今日はあの~…そう歩道橋で重たそうな荷物を持ったおばあちゃ「古賀君?」嘘です」 認めた!もうちょい粘れよツンツン野郎! あっさり自白したツンツン野郎は先生に連れられ教室へ。 先生はすぐに廊下に戻って来た。 「ごめんね、あっそうだ、職員室でもしたけど、もう一度自己紹介するわね、私は鈴原香織よ、これからよろしく」 「はい!こちらこそ!」 いや~美しい! 近いとさらに美しい! 高い身長、少しパーマのかかった茶色の長い髪の毛、そしてなんと行っても……男性を魅了する…あの…あれが…… ボンッ・キュッ・ボン! おれの頭もボンッ! そんなことを考えてるうちに、鈴原先生はスタスタと教室に戻って行った。 は~~ 思わずため息が出てしまう、どうやって自己紹介すればいいんだろう… 「内村君?入ってくれる?」 「はっはい!」 そしておれは、大きく一歩目を踏み出した。
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