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「姫。髪の毛、洗いますよ。」
「は~い!!」
私は湯船に浸かったまま
頭だけ下を向けて外に出した。
一輝はイスに座って
私の髪の毛を洗ってくれた…
美容院でもそうだけど
人に髪の毛を洗って貰うのってどうしてこんなに
気持ちイイんだろ…
「はい。終わりました。」
一輝はお風呂に置いてある
クリップで私の髪の毛を
まとめてくれた…
本当に器用だな…
一輝が湯船に入って来て
お湯が溢れ出た…
私は一輝の身体を
背もたれにした。
「やっぱり、お姫様最高っ!!」
一輝は私の後ろで
フフフ…と笑った。
私の好きな顔を見るのを
見逃してしまった…
もったいない事した…
一輝は私のお腹に手を回し
私のうなじに
唇をつけた…
私はゆっくり目を瞑った…
気持ちいいなぁ…
一輝の唇は
うなじから私の首へ移動し
徐々に上へと上がって
私の顎のラインまで
やって来た…
私は体をひねり
一輝の口に唇を重ねた…
一輝は私の頬を片手で支え
長くて濃いキスをした…
とろける様なキス…
「…一輝。のぼせそう。」
私はお湯でなのか
キスでなのか、わからないが
のぼせそうになった…
「かしこまりました…」
一輝は私を湯船からそのまま
抱っこして風呂場を出た。
バスタオルを腰に巻くと
私の身体を丁寧に拭いて
バスタオルで
私の身体を巻いた。
そして、髪の毛もタオルで
パンパンしてくれた…
「姫。ドライヤーは?」
「いらない。
…早く
さっきの続きがしたい。」
「かしこまりました…」
一輝は私を抱っこすると
寝室ではなくキッチンに向かい冷蔵庫から器用に
ペットボトルの水を取り出し
寝室に入った。
私をベットに寝かすと
エアコンのスイッチを入れ
ペットボトルの水を口に含み
私に口移しで
水を飲ませてくれた…
水はまだ冷たくて
気持ち良かった…
「もっと…ちょうだい…」
一輝はまた私に
水を飲ませてくれた…
「姫…水だけでいいんですか?欲しいのは…
それだけですか?」
一輝は寝ている私の顔の横に
両手をついて
私を見下ろして言った…
とてもセクシーな顔と声で…
「アナタが欲しい‥‥」
「…かしこまりました‥‥」
一輝は
ゆっくり私の上に重なった…
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