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希美は私の顔を
至近距離でジッ~っと
見つめてきた。
綺麗な顔…
女の私でも見とれてしまう。
少しきつめのネコみたいな目…ナチュラルメイクでも
華やかな顔立ち…
見つめられると、緊張する!
「ナナはいいもん
持ってんのに…
宝の持ち腐れだな…」
やっと、緊張から解放…
でも、希美の言葉に私は
「???」
「ナナ、頭の上に?出てる。
あっ、それより、
コンパ断る理由で
今時テレビはないんじゃない?録画しろよっ!って
なるでしょう…
そんなだから、
昭和の事務員って
言われんのよ」
「あっ…聞いてました?」
「敬語!」
「ごめん…つい…
慣れてなくて…」
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