イントロダクション

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私は、「音楽」が大好きだ。 お父様が弾かれるバイオリンの音色も。 お母様が演奏されるピアノの音色も。 連れていっていただいたオーケストラも。 家にあるレコードやCDも。 全てが輝いて聴こえるんだ。 「私もいつかは聴かせたい」と思うけれど。 私のピアノの音色は痛々しいんだ。 バイオリンも、私の心と全然共鳴しない。
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