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「ここはどこだ?」
僕は一体何が起きたか把握できなかった。
確かにさっきまで赤い海の前にいた。はずだった・・・
周りを見渡したら、道路の真ん中に彼女はいた。
「あ・・・綾波!!」
綾波を呼んだが返事が無かった。
何故綾波がいるんだ?たしか綾波は死んだはずじゃ・・・
そう考えていたその時だった。
上空に飛んでいた戦闘機が目の前に落下してきた。
慌てて避けた僕は気付いた
「前にもこんなことがあった・・・」
そう、それは父さんに呼ばれてミサトさんと待ち合わせしているときのことだった。
「・・・ってことは・・・」
僕はゆっくりと後ろを向いた・・・
「使徒・・!」
それは初めてエヴァに乗ったときに戦った第3使徒だった。
「まさか・・・ほ・・・本当に戻ってきたのか?」
そう考えていると一台の見覚えのある車がやってきた。
まさか・・・
「ごめーん、おまたせ」
「ミ・・・ミサトさん・・・」
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